リサーチ・アンド・ディベロプメントは6月6日、「おこづかいについての自主調査調査」より、2017年と2000年時点の中高生の比較調査結果を発表した。 「おこづかいについての自主調査」の対象は首都圏の中学1年生~高校3年生の男女487名で調査期間は2017年5月、「CORE2001 中高生の意識・実態調査」の対象は 首都圏40km圏の中学1年生~高校3年生の男女386名、調査期間は2000年10月。

「おこづかいはもらっていない」が増加

「中高生のおこづかいのもらい方」を調査したところ、「毎月決まった額をもらう」は2000年調査では72.0%だったのに対し、2017年時点では56.7%と10ポイント以上減少した。一方2017年時点では「必要なときにその都度もらう」が20.1%、「もらっていない」が13.6%となり、2000年の割合を上回った。

「中高生のおこづかいのもらい方」

「1カ月のおこづかい平均金額」を見ると、2017年時点の中高生の平均額は4,019円で「5,000円未満」が62.9%。2000年の平均額(4,720円)と比べると701円のマイナスで、5,000円未満の割合(53.1%)は9.1ポイント上昇した。

年齢別に見ると、中学生の平均金額は2017年が2,873円、2000年が2,721円と大きな変化はないが、高校生は2017年が5,150円、2000年が6,813円で1,663円減少する結果となった。

「中高生1カ月のおこづかい平均金額」