人事領域(SAP)に特化したコンサルティングを行うオデッセイは6月2日、人事部門の生産性を向上させるRPAソリューション「HRRobo For SAP HCM」を検討する企業を対象に、先着5社限定で、期間限定・特別価格適用のコンサルティングサービスを開始すると発表した。期間は、2017年6月1日から同年8月31日まで。

「HRRobo For SAP HCM」は、RAPテクノロジーズの『BizRobo!』を活用し、SAP HCMを知要した人事業務をロボットに代行させるソリューションだ。同社が事前に実施した業務フローベースでの提要分析では、SAP HCMの人事・給与業務のうち、約70%以上の操作・運用がロボットで代行可能という結果が出ているという。

今回、本サービスをより多くの企業に利用してもらい、導入を検討してもらうためにキャンペーンの実施に至った。これにより、「POCのみ」の企業は通常より10%、「POC+適用診断」の企業は通常価格より20%割引で提供する。

RPAは、Robotic Process Automationの略称。これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用した業務を代行・代替する取り組みのこと。

SAP HCMは、SAP Human Capital Managementの略称。さまざまな業種・規模の企業をサポートするために構築された、エンタープライズリソースプランニング基盤だ。重要なデータ、アプリケーション、分析ツール等を職務役割別に関し、基幹系業務のプロセスの効率化を実現するという。