カタール航空は6月6日より、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプト間の全フライトを運航中止とした。同件は、現地時間の6月5日早朝、サウジアラビア等4カ国の声明により、カタールとの外交関係断絶されたことを受けたものとなる。

サウジアラビア等の4カ国は6月5日の声明にて、24時間以内にカタールとの国境を閉鎖し、カタールへの航空機・船舶等に対し、これら4カ国の領域内通過の禁止措置をとっている。カタール航空においても、全フライトを運航中止とし、現在、対象となるフライトをすでに予約していた乗客に対して、未使用航空券の全額払い戻しや代替ネットワークでの無料予約変更等の対応をしている。

6月5日~7月6日までの間、4カ国のいずれかにカタール航空の航空券を保有する乗客は、予定していた出発日から30日以内であれば、無料で1回限りフライトを再予約することができる。または、上記の期間に予約した航空券の未使用分を無料で1回払い戻しも可能。そのほか、カタール航空便の対応に関しては、同社サイトを参照。