ホットリンクは6月6日、AIエンジンによるハッシュタグレコメンド機能を搭載した「BuzzSpreader(バズスプレッダー)」のリリースを発表した。人工知能(AI)エンジンによる効率的な拡散アクションの提案でInstagram運用を支援する。

同サービスは、複数ソーシャルメディアのアカウントをまたがって現状を可視化し、運用の効率化と投資利益率(ROI)の向上を支援するもの。今回は第一弾としてInstagramの運用に対応した。

同サービスでは「ハッシュタグの利用動向」「入力されたキーワードとの整合性」「運営されているInstagramアカウントのポジショニング」といった3つの要素を考慮して、同社の開発したAIエンジンが大量のハッシュタグ候補を解析・評価。ユーザーの目に留まりやすいハッシュタグを自動的にレコメンドすることで、リーチ向上を支援する。

また、Instagramアカウントの全体動向と、個別投稿の拡散状況などをダッシュボード上で可視化。フォロワー数やいいね数、コメント数、エンゲージメント率などの推移をリアルタイムでグラフ化することができる。

運用管理については、自社のアカウントを複数登録できるだけでなく、ベンチマーク対象のアカウント登録や、いいね数やフォロワー数などの目標も設定できるという。

ハッシュタグレコメンド画面

価格は初期費用が10万円で、月額が10万円~。

今後同社は、対応するソーシャルメディアを順次拡大していく予定。また自然言語処理や画像処理などのAI技術、およびソーシャルビッグデータを活用したサービスをリリースしていくとしている。