学研ホールディングスは6月5日、子どもを持つ30代~40代の女性を対象とした「子どもに就いてほしい仕事」に関する調査結果を発表した。調査日は2017年5月24日、有効回答は211人。

就いてほしい業種、1位「とくにない」

将来、子供に就いてほしい業種を尋ねたところ、1位「とくにない」、2位「医療・福祉」、3位「公的機関」、4位「学術研究・技術」、5位「官公庁」の順となった。

将来、子供に就いてほしい職業は何ですか?

将来、子供に就いてほしい職業は、「専門職」が圧倒的に多く唯一4割を超えた。同社は「先行きが見えない時代、頼れるのはやっぱり『手に職』とママも感じているということでしょうか」と推察している。以下、2位「教員・公務員」、3位「大企業の社員」、4位「弁護士・医師などの士師業」、5位「とくにない」と続いた。

子どもと仕事について話し合ったことがあるか聞くと、55.5%が「よく話している」(11.4%)、「何度か話したことがある」(39.8%)、「実現するために取り組んでいる」(4.3%)と回答。一方、「ほとんど話していない」(24.6%)、「1度も話していない」(19.0%)も43.6%に上り、2つに分かれる結果となった。

2020年から小学校でのプログラミング教育必修化が検討されていることを受け、ITやプログラミングについて尋ねたところ、78.7%が「必要だと思う(「とても」+「それなり」)」と回答。さらに夏休みに開催される「子ども向けプログラミングワークショップ」については、32.7%が「参加させてみたい・参加する予定」と答えた。