HJホールディングスは、定額制動画配信サービス「Hulu」で生じた不具合について、今後の対応を発表した。

Huluがお詫びと6月1日時点での対応状況を発表

Huluは5月17日に、PC版のURL変更を含む大規模なリニューアルを実施。その後、動画再生が途中で止まる、画質が荒くなるなどの不具合が発生していた。また、リニューアル後のHuluでは、パソコンやゲーム機をアナログ出力(VGA端子など)やDVI端子などでディスプレイにつないだ際、再生が出来なくなっていたが、この仕様変更について事前のアナウンスがされていなかった。

これらのトラブルを受け、ユーザーへのお詫びとして、Huluを1カ月間視聴できる「Huluチケット(1ヶ月分/1,007円)」「Amazonギフト券(1,000円分)「iTunesコード(1,000円分)」のいずれかを提供すると発表。対象となるのは、5月17日から5月31日の間にHulu会員で、視聴に際し不自由を感じたユーザーだ。有料会員だけでなく、無料会員も対象となる。

また、6月1日時点での不具合への対応状況も発表した。

動画再生については、配信システムへの対応を行い、個別の不具合に関しても継続して順次・対応を行っているとのこと。字幕表示が初期設定でオフになっていた問題も、日本語字幕が表示されるよう改修済み。ただし、Apple TVに関しては現在対応中としている。また、対応機種の一部Androidアプリは、本来視聴可能な一部の機種に対して、視聴不可の設定になっていたが、現在は視聴可能になっている。