fossBytesに5月30日(米国時間)に掲載された記事「WannaCry Ransomware Hackers Are Most Likely From China」が、Flashpoitが実施した興味深い分析結果「Linguistic Analysis of WannaCry Ransomware Messages Suggests Chinese-Speaking Authors」を引き合いに出し、マルウェア「WannaCry」を開発した可能性がある人物は流暢に中国語を操る可能性が高いと伝えた。国籍を特定するほど確かな分析結果ではないが、興味深いものとなっている。

さまざまなセキュリティベンダーによると、「WannaCry」には複数の言語で身代金を表示するメッセージが含まれているという。このメッセージを解析した結果、中国語と英語のみがネイティブに記述されたメッセージであり、ほかの言語のメッセージは英語のメッセージをGoogle翻訳で翻訳したものである可能性が高いことがわかったとしている。

また、英語はネイティブに記述されたしながらも、その文章の内容から非ネイティブスピーカーが書いたものか、または教育レベルが低いネイティブスピーカーが書いたものに見えると指摘している。それに比べ、中国語のメッセージは流暢に記述されていることから、中国語をネイティブに使う者によって開発された可能性が高いとしている。

Google翻訳は先のアップデートで性能が向上しており、以前よりも多くの文章をより自然に翻訳できるようになっている。こうした技術がマルウェアの開発に使われたということは1つの現象として興味深い。