経済産業省 資源エネルギー庁が5月31日に発表した石油価格調査(5月29日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.5円安い131.7円となり、6週連続で値下がりした。

直近1カ月の動き(出典:経済産業省 資源エネルギー庁Webサイト)

ハイオク・軽油・灯油も値下がり

石油情報センターは、「先々週までの石油元売り各社の卸価格の値下げが、小売店に反映されるまでタイムラグが生じた。またOPEC総会の直後に原油価格が下落したため、一部ガソリンスタンドが先安を見込んで値下げに動いた」と分析。来週の価格動向については「原油価格がやや上昇しており、小幅な値上がりを予想している」と話している。

都道府県別にみると、3県で値上がり、1県で横ばい、43都道府県で値下がり。最も高かったのは長崎県の140.3円(前週139.8円)、最も安かったのは岡山県の125.9円(同126.6円)だった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.6円安い142.4円と、6週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は同0.4円安い110.8円と、同じく6週連続で値下がりした。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より3円安い1,385円と、9週連続で値下がりした。