キャスト発表イベントより。 (c)2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 (c)2011 こざき亜衣 / 小学館

こざき亜衣原作による映画「あさひなぐ」のキャスト発表イベントが、昨日5月30日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催。会場には映画版に加え、公演を終えたばかりの舞台版キャストを含む計14名が登壇した。

これまでに東島旭役を西野七瀬、宮路真春役を白石麻衣(いずれも乃木坂46)が演じることが発表されていた映画版「あさひなぐ」。このたび、旭と同じく1年生で薙刀部に入部する八十村将子役を桜井玲香、紺野さくら役を松村沙友理、2年生の野上えり役を伊藤万理華、ライバル校の1年生エース・一堂寧々役を生田絵梨花が担当することが明らかになった。また旭の同級生役として中田花奈と斉藤優里も出演するという。

役作りのため初めて金髪にしたと話す桜井は、「『(将子役は)自分にできるかな』と思ったけど、何かに一生懸命打ち込むってこんなに清々しい気持ちになるんだなと思いました」とコメント。白石は「練習の段階から先生に『真春は厳しくいくよ』と言われて(笑)。試合数も多かったし覚えるのは大変だったけど、やっていくうちに『薙刀っていいな』って思えるようになりました」と撮影を振り返る。生田は「一堂は旭のライバルで薙刀が強くて、とにかく負けず嫌い」と役柄について語り、「動作を紙に描いたり動画に撮ったりして頭の中に入れて、それを反復する作業がテスト勉強みたいでした」と役作りの裏側を明かした。

ここで登壇した14人は、この日限りの演目として薙刀の型である「団体基本」を披露することに。伊藤の掛け声とともに、息の合った薙刀さばきを見せると観客からは歓声が上がった。最後に西野は「舞台と映画、両方を乃木坂46で盛り上げていけたらと思います!」と力強く語り、イベントは幕を閉じた。

週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載中の「あさひなぐ」は、高校の薙刀部を舞台とした青春ストーリー。映画は9月22日にロードショー。

(c)2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 (c)2011 こざき亜衣 / 小学館