クラスメソッドは5月30日、Amazon Alexaおよび周辺のクラウド技術を専門に扱うチームを発足したと発表した。すでに海外グループ企業を通じてAmazon Alexa Skills Store向けにいくつかの音声対話アプリケーション(Alexa Skills)を公開しており、利用シーンに合わせた音声対話インタフェース(VUI)の設計開発と運用保守を自社で行っている。

今回発足したクラスメソッド Alexa事業部は、クラスメソッドおよびグループ会社(日本・カナダ・ドイツ)による混成チームで構成されている。チームメンバーは、クラウドやモバイルに関する専門家を中心に、Amazon Alexaに特化した内容を扱う。最新のデバイスやクラウド技術をいち早く調査してテンプレート化することで、多くのBtoCビジネスを行う企業向けに短期間で導入することを目指す。

主なサービス内容として、「Amazon Alexa技術に関するコンサルティング」「音声対話インタフェースに関するユーザー体験設計」「Amazon Echoデバイス向けAlexa Skill開発」「デバイス向けAVS(Alexa Voice Service)開発」「Amazon Lexを用いた汎用アプリケーション向けインタフェース開発」「Alexa Skillと連携するクラウド側API開発」「公開済みSkillの運用保守」などを予定している。

今後は、これらのノウハウを国内外の事業会社向けにも提供し、Alexa Skillsによる顧客とのさらなる関係の深化や、自動化による人手不足の解消に寄与するという。