ネットギアジャパンは5月26日、デスクトップ型で1000BASE-T装備の新シリーズ『ReadyNAS 424』、『ReadyNAS 422』から、エンタープライズクラスSATA 4TBを標準搭載した”ビジネスユーザ―向けモデル”を同日より発売すると発表した。

『ReadyNAS 424』

『ReadyNAS 422』

3月に発表した『ReadyNAS 424』、『ReadyNAS 422』はディスクレスモデルがあったが、今回販売を開始するのはSATA 4TBを標準搭載したモデル。

『ReadyNAS 424』は4TB×4台を搭載し、容量は計16TB。『ReadyNAS 422』は4TB×2台を搭載した計8TBとなっている。価格はそれぞれ、48万円、26万円(いずれも税別)。

いずれも1000BASE-Tのネットワークインタフェースを2つ搭載し、これまでは大企業向けの高級製品にしか搭載されてこなかったデータを保護するための諸機能を、中小企業向けに標準装備している。また、ハードディスクを含めた最大5年間のメーカー保証を受けられるモデルでもある。

データ保護機能としては、回数無制限のスナップショット機能を実装。最短1時間間隔でファイルの変更を記録し続ける。また、誤って上書きしたファイルや失われたファイルを、共有フォルダー単位やファイル単位で任意の時点の状態に復元できる。

そのほか、長期間アクセスの無いファイルも保護するビットロットプロテクション機能を搭載し、データの腐敗を検知し、復旧可能なうちに破損したデータを修復する。

また、無償のアンチウィルスソフトウェアを標準搭載するほか、クラウドベースのレプリケーション機能ReadyNAS Replicateにより、他拠点のReadyNASへバックアップするリモートリプリケーション機能を搭載する。