Tポイント・ジャパンは5月25日、遠東グループのDing Ding Integrated Marketing Service Co., Ltd.(以下、DDIM)とTポイントプログラム契約を締結したと発表した。

同契約は、2016年10月にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)とDDIMとの間で締結した基本合意を受け実施されたもの。これにより、2017年6月8日より、訪日台湾人向けにTポイントサービスの提供を開始する。

DDIMは、台湾国内において共通ポイントサービス「HAPPY GO」の提供を行う企業。カード発行数は述べ1400万枚を超え、台湾では約2人に1人がHAPPY GOの会員だという。

今回の取り組みにより、訪日台湾人を対象にしたサービスとして台湾国内の太平洋SOGO百貨店、遠東百貨店やThe Mallなど百貨店などで配布する「HAPPY GO Tカード」を、日本国内のファミリーマートやガスト、ウエルシア、三越伊勢丹など全国のTポイント提携先で提示すると、購入金額に応じてTポイントを貯めることができるようになる。

「HAPPY GO Tカード」イメージ

貯めたTポイントは、自動でHAPPY GOポイントへ交換され、台湾国内で2万店舗以上のHAPPY GO提携先で利用することが可能だ。

Tポイント・ジャパンとCCC、DDIMは今回の取り組みを通じ、日本と台湾を横断した日台最大の共通プラットフォームの構築を目指していく考え。あわせて、日本国内のTポイント提携企業やパートナー企業に向け、拡大するインバウンド消費に対応をした販促基盤とマーケティング支援に取り組んでいく。