ロックバンドのDragon Ashが、Huluで6月2日から配信される音楽番組『TOKYO BEAT FLICK』に、第2弾ゲストで出演することが決定。このほど、収録が行われた東京・麹町の日本テレビで、取材に応じた。

ライブパフォーマンスを行うDragon AshのKj

この番組は、音楽界をけん引するアーティストをゲストに迎え、オリジナルのセットリストでライブを展開するというもの。フルサイズでパフォーマンスを披露されるのが特徴で、第1弾にはTHE YELLOW MONKEYを迎え、昨年10月から3カ月限定で配信された。

そして今回の第2弾は、20周年を迎えるDragon Ashが登場。配信限定でリリースされた「Mix it Up」、ライブチューン「Headbang」などに加え、この日がライブ初披露となる新曲3曲などを披露した。MCもノーカットで、予定外のアンコールで披露された「The Live」、メンバー7人のインタビュー映像も収録し、6月2日から3週にわたって毎週金曜日に追加配信される。

取材に応じたボーカル・ギターのKjは「一度『LIVE MONSTER』(日テレ系音楽番組)に出させてもらったときに、出禁になる覚悟で、結構自由にやらせてもらえたんです。結果的に受け入れていただいて反響もあって、それで信頼してもらったのが大きいですね」と、出演の背景を説明。

その上で、「普通にライブをやらせてもらえるんだったら、普段現場に来ない人も見てもらえるチャンスでしょうし、それがねじ曲がった形じゃなくて、一番見てもらいたいところを見てもらえるので、バンドマンにとってはありがたい方法です」と、番組への期待を示した。

また、ライブにこだわってきたバンドとして、「やっぱり生モノに代えがたいのは間違いない。ただ、ライブハウスで見られない汗が飛び散る描写とか、オーディエンスとバンドを同時に見れるというのは、絶対生じゃできない」と、見どころを予告している。

『TOKYO BEAT FLICK』の前田直敬プロデューサーは「アーティストもオーディエンスもスタッフも、ガチでぶつかり合った結果生まれたマグマのようなエネルギーを放出する"瞬間の美学"を、全ての方に、お好きな場所で、お好きな時間にスマホ・タブレットでお楽しみいただければと思います」と呼びかけた。

配信開始のスケジュールは、6月2日がライブ映像、同9日がインタビュー映像、同16日がアンコールライブ映像。きょう26日からは、プロモーション映像が配信される。

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