俳優の船越英一郎と山村紅葉が、きょう24日(19:00~20:54)に放送される日本テレビ系バラエティ番組『1周回って知らない話 2時間スペシャル』に登場し、サスペンスドラマの減少に危機感を示す。

船越英一郎(左)と山村紅葉=日本テレビ提供

"サスペンスドラマの帝王"こと船越と、"サスペンスドラマの裏女王"こと山村は、ともに芸能生活35周年。しかし、2人が活躍したサスペンスドラマは、近年減少傾向にあり、今どきの視聴者たちから「あまり見なくなったけど大丈夫?」と疑問が寄せられると、2人は「全然大丈夫じゃありません!」と答え、「段々しょぼくなって…」とサスペンスドラマの変化を語る。

黄金期には1億円の製作費をかけ、海外ロケにも行っていたそうだが、最近のロケについては「崖に行く人数も減るし」とさびしそう。だが、そんなサスペンスについて「とても大切な文化」と大事に思っていることを話す。

中村芝翫(右)と子供たち=同

番組では、2人の活躍とともに、サスペンスドラマの歴史を貴重なVTRで紹介。それぞれのデビュー映像や、出世作の秘話に、MCの東野幸治らは興味深々だ。さらに、2人からは"サスペンスの女王"こと片平なぎさの人柄や役者魂についても語られる。

この日の放送では他にも、歌舞伎俳優の中村芝翫と3人の息子たちが登場。母親である三田寛子に感謝の気持ちを持ちつつも、ケンカをしてしまったり、気持ちを言葉にできないという子どもらしい悩みを口にすると、三田本人からも息子たちのエピソードや歌舞伎一家ならではの本音が語られる。