俳優のジョニー・デップが主演を務める映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が7月1日に公開となる。同シリーズでは、ジョニー演じる孤高の海賊ジャック・スパロウを取り巻く個性豊かなキャラクターの活躍も見どころの一つだが、今回は、ジャックと冒険を共にすることとなるニューヒロインとして、カヤ・スコデラリオ演じる天文学者のカリーナ・スミスが登場。キーラ・ナイトレイが演じてきたエリザベス・スワンを彷彿とさせるポジションで本作での活躍が期待される。

注目の新ヒロイン、カリーナ・スミス役のカヤ・スコデラリオ

カリーナは孤独な天文学者で、科学者ゆえに"魔女"と見なされ処刑の危機にあった時でさえ不屈の精神は失わず、聡明で強い意志を持つ女性。そんな彼女の武器は、剣ではなく、幼い頃に生き別れた父親が彼女のために残したガリレオ・ガリレイの日記。この日記には、伝説の秘宝"ポセイドンの槍"を見つけ出すための秘密が潜んでいる。天文学の知識を駆使して謎を解こうとする彼女は、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)とヘンリー(ブレントン・スウェイツ)を"ポセイドンの槍"へと導く者として、危険な冒険に巻き込まれていく。

カリーナ・スミスを演じるのは、『メイズ・ランナー』シリーズのヒロインとして注目を浴びた若手女優のカヤ・スコデラリオ。「1作目が公開されたとき、私は14歳だったわ。この作品を取り巻くワクワク感を今でも覚えているの。私にとって、これこそ映画のあるべき姿よ…少しの間だけ現実を忘れたいのなら、観るべき映画は『パイレーツ・オブ・カリビアン』よね」と一ファンとして作品愛を熱弁する。また、「14歳のころの私はオーランド・ブルームにすっかり夢中だったから、この作品は何回も観ているのよ!」と今回共演となったオーランド・ブルームの大ファンであったことも明かしている。

そんな作品ファンでもある彼女は、主演のジョニー・デップについて「一人の人間としての彼が私は本当に好きなの。彼は私にとても優しくしてくれるわ。私の夫にも友人にも家族にも、彼らが現場に訪れたとき、彼はとても優しくしてくれるのよ。私はそういう周囲の人たちとの接し方を見て人を判断するけれど、彼は本当に素晴らしいわ」と人柄を絶賛。さらに、「もちろん一人の役者として、これほど長けた人物と一緒に仕事ができる機会なんて、一生に一度あるかないかよ。私は直感に従って演じることが大好きだけれど、ジョニーもそうだと思うの。彼はあのキャラクターになり切って、自分から流れ出てくるものに身を任せているのよ」と役者の大先輩として尊敬の念を抱いているようだ。

(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.