サイバーセキュリティクラウドは5月24日、富士通マーケティングと販売代理店契約を締結したと発表した。これにより、富士通マーケティングは、「攻撃遮断くん」の提供を開始する。

昨今、Webサイトの脆弱性を狙ったサイバー攻撃や、サーバに処理負荷を与えWebサービスを機能停止へ追い込むDDoS攻撃など、サイバー攻撃による被害が重大化している。そうした状況の中で、Webセキュリティ対策のニーズが高まっており、IDC Japan「国内情報セキュリティ製品市場予測アップデート、2015年~2019年」によると、市場規模は2014年の2158億円から2019年には2731億円まで拡大すると予測されている。上記の背景を受け、サイバーセキュリティクラウドでは、業界各社と連携して、同社が提供するクラウド型WAFのWebセキュリティサービス「攻撃遮断くん」を展開している。

攻撃遮断くんは、WebサイトやWebサーバへの攻撃を遮断するクラウド型WAFのセキュリティサービス。攻撃遮断くんは、NTTドコモやSBI証券、官公庁、大手金融機関、大手航空会社、大手ECサイト、大手広告代理店など、国内の約1800サイト以上で採用されている。サイバーセキュリティクラウドが開発から運用、サポートまで一貫して行っており、トラブル時も専任の担当者が迅速に対応する。

今回、コンサルティングからシステム構築、ソフト開発、運用支援、保守、サポート、工事、教育までのトータルソリューションを提供する、富士通マーケティングとの販売代理店契約を締結。富士通マーケティングによる、販路の拡大を見込んでいる。

サイバーセキュリティクラウドでは、今後もさまざまな業界各社と連携し、Webサービスを利用する人々が安心してサービスを利用できる環境構築に尽力するとともに、企業のビジネス保護を支援していくという。