沖電気工業(以下、OKI)は24日、OKIグループが長らく運用で培ってきた情報セキュリティ対策をトータルマネジメントとしてサービス化した「EXaaSマネージドセキュリティサービス」の販売を開始した。サービスは7月1日より提供する。

サービスは、同社が2007年5月より本格的に運用してきたOKIグループ内での情報セキュリティ対策サービスをベースにしている。金融機関や旅行代理店など一部顧客に提供してきた実績を持つセキュリティシステムで、同社のマネージドクラウドサービス基盤「EXasS」(エクサース)を拡張した「EXaaSマネージドセキュリティサービス」として提供される。

CSIRT構築や脆弱性診断、教育訓練などコンサルティング/アセスメントから入口/出口対策、統合ID管理やSIEMなどの設計/構築、24時間365日体制のSOC(Security Operation Center)サービス「セキュリティ運用監視サービス」まで、トータルでカバーするものでインシデントへの対応支援も行う。

「EXaaSマネージドセキュリティサービス」のトータルマネジメント(同社資料より)

SOC(Security Operation Center)サービス「セキュリティ運用監視サービス」同社資料より

同社では長年培ってきた通信技術を活かしたIoTエンドポイントセキュリティ対策も視野に入れ、今後もサービスを拡充することで共創によるIoT社会の実現に貢献したいとしている。