タレントのボビー・オロゴンが、6月3日に放送されるBS朝日の番組『極上空間~小さなクルマ、大きな未来。~』(毎週土曜22:59~)に出演し、来日した当時のエピソードを明かす。

ボビー・オロゴン(左)とダンテ・カーヴァー=BS朝日提供

出演者がドライブしながらトークを繰り広げる同番組。今回は、ボビーとダンテ・カーヴァーという外国人タレント同士が、初めて日本語だけでトークしながらのドライブへ向かう。

ナイジェリア出身のボビーは1995年、22歳の時に、貿易商の父親の仕事の手伝いで来日。「田舎から来たから、エスカレーターが怖くて乗れなかった。アフリカから来たことを言うのが恥ずかしくて言えなかった。帽子をかぶってニューヨーカーのふりをした」と、当時を振り返る。

また、「バスに乗って、お父さんの仕事のお金を忘れてパニクったら、そのお金が見つかってこの国はすごい!」という出来事から、日本で暮らそうと思ったことを明かす。

その後、「渋谷で声を掛けられて、5000円くれるというからテレビに出た」というきっかけで、バラエティ番組でブレイク。その後、「(明石家)さんまさんに気に入られて、どんどん出番ができた。今でも、さんまさんと話すのは緊張する」と、意外な関係性を語る。

一方のダンテは、ソフトバンクのCMについて、「初めはエキストラだった。そして少しずつ『聞いていませんでした』とか『予想外です』とかセリフをもらって…。あのブレイクはうれしかった」と秘話を紹介。「妹役の上戸彩ちゃんは、本当に妹みたい。彼女は英語を覚えたくて、メールもやりとりする。あの家族は皆優しい。I love my family」と愛着を持っていることを語る。