お笑いトリオ・ジャングルポケットが23日、東京・赤坂のTBSで行われた「キングオブコント2017」開催決定会見に出席し、意気込みを語った。

ジャングルポケットのおたけ、太田博久、斉藤慎二(左から)

今年で10回目となる『キングオブコント』は、プロアマ問わずコント日本一を決めるコンテスト。ジャングルポケットは、第8回、第9回と2年連続で決勝進出を果たしており、昨年の第9回は優勝したライスとのデッドヒートの末、最終順位2位と優勝にあと一歩届かなかった。

そして今回、ジャングルポケットはいち早く参加を表明。斉藤慎二は「去年優勝できなかったのがすごい痛手で。去年逃したということで、今年はプレッシャーがとんでもないと思うんですけど、なんとか結果を残したい」と意気込みを語った。

今月4日にモデル・近藤千尋との間に第1子となる女児が誕生し、パパになった太田博久は、昨年優勝と準優勝の差を感じたそうで、「劇場ギャラの交渉に行ったときに、優勝してないやつが何言ってんだって言われた」と告白。「子供ができたので、量よりも質と単価になってくる。一個の仕事のお金が増えれば、充実した家族のための養いになると思う」とギャラアップを目標に掲げた。

とはいえ、準優勝でも劇場ギャラは1000円アップしたとのこと。それに対し、前年王者のライスが「劇場ギャラ上がってない」と明かすと、太田は「ライスさんは何もないところから優勝した。0からの優勝」、斉藤も「ライスは無だった!」などとライスとジャンポケの違いを冗談交じりに語り、ライスの関町知弘は「13年やってる。気分が悪い。もっと敬えよ、チャンピオンを!」と反発して笑いを誘った。

「キングオブコント2017」のエントリー期間は5月23日~7月21日。その後、1回戦、2回戦、準々決勝、準決勝を勝ち抜いた10組(予定)が決勝に進出。今秋開催(予定)の決勝は、TBSで生放送される。なお、準々決勝は今年から新たに追加となり、さらに準決勝で2本のネタを披露することに。会見の場で予選のルール変更が発表された。

会見には、ジャンポケと同じく参加表明した相席スタート、かもめんたる、しずる、タイムマシーン3号も出席した。