俳優のブラッド・ピットが、主演とプロデューサーを務めたNetflixオリジナル映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』(5月26日より全世界同時オンラインストリーミング開始)を引っさげ来日し22日、都内で行われた記者会見に出席した。

『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』記者会見に出席したブラッド・ピット

『フューリー』以来2年6カ月ぶり11度目の来日を果たしたブラッドは、「戻って来られてうれしい」と笑顔。「いつも日本では、みなさんが温かく優しく迎えてくれるのでうれしい」と感謝し、「本当に誇りに思っている作品です」と自信をのぞかせた。

Netflixとブラッドが代表を務める制作会社プランBが共同製作した本作は、ひとりの将軍の栄光と衰退を描きながら、現代の戦争の裏側に迫る物語。主人公の将軍グレン・マクマホンを演じたブラッドは「自分は偉大な存在だと思い込んでいるんですが、他人から見ると滑稽でバカバカしく見えるのがポイント」と伝えた。

監督と話し合いながら主人公のキャラクターを作っていったというブラッドは、「走り方は監督が見せてくせてくれて、僕はそれを真似した」と明かし、「短いパンツは僕のアイデアです!」とニヤリ。「ぜひ皆さん着てみてください! 新しいトレンドをはやらせましょう!」とユーモアたっぷりに会場の男性陣に呼びかけた。

また、質疑応答において「今日の夜、何食べようかなと、東京の夜を考えていたら質問を一瞬忘れました」と打ち明ける場面があり、会場から笑いが。最後のあいさつでも、「歌を歌います。何かリクエストは? うそです。本当に歌えたら役者になってないです」と笑いを誘い、「ドウモアリガトウ!」と日本語も披露して喜ばせた。現在、女優のアンジェリーナ・ジョリーとの離婚手続き中だが、プライベートに触れることはなかった。

会見には、本作でメガホンをとったデヴィッド・ミショッド監督、ブラッドと共にプロデューサーに名を連ねる制作会社プランBの代表でもあるデデ・ガードナーとジェレミー・クライナーも登壇した。

左からジェレミー・クライナー、デヴィッド・ミショッド監督、ブラッド・ピット、デデ・ガードナー