サイバーエージェントは5月19日、映像配信プラットフォーム「FRESH!」をはじめとしたライブ動画の広告活用に特化した専門組織「FRESH! LIVE WORKS」を新設したことを発表した。

同社によると、広告主企業による動画広告の活用ニーズが高まる昨今、通信インフラの整備に伴い消費者のライブ動画配信サービスの利用は拡大し、さらにTwitterやFacebookといったSNSでもライブ動画配信ができるようになったことで、新たなマーケティング手法としてライブ動画の広告活用への関心が高まっているという。

同社では、これまで、映像配信プラットフォーム「FRESH!」を使った広告主企業によるオリジナルタイアップ番組の制作・配信を行っていたが、今回、ライブ動画を活用したマーケティングの強化を目的として、ライブ配信動画の広告活用に特化した専門組織「FRESH! LIVE WORKS」を設立するに至った。

同組織では、300本以上のタイアップ番組やライブ動画を手掛けた実績とノウハウを活かし、ライブ配信動画を起点とした企業のプロモーション設計から動画の制作・配信・効果検証までを一括して行い、広告効果の最大化を図っていく。

また、「FRESH!」だけでなく他動画プラットフォームとの連動企画や商品開発を強化することにより、今後さらに需要の高まりが予想されるライブ動画を活用したマーケティングに関するナレッジの開発に努めるとともに、多岐に渡る用途展開が期待されるライブ配信広告の新しいノウハウの提供、ユーザー動向調査の実施など積極的な情報発信に取り組んでいく考えだ。

「FRESH! LIVE WORKS」事業イメージ