WannaCryに感染したWindows XP、支払いせずとも復号に成功

Ars Technicaは5月19日(米国時間)、「Windows XP PCs infected by WCry can be decrypted without paying ransom|Ars Technica」において、セキュリティベンダーであるQuarkslabの研究者Adrien Guinet氏がWannaCryに感染したWindows XPにおいて暗号化されたデータを復号化することに成功したと伝えた。

この方法は運によるところが大きく完全に動作するとは限らないことや、再起動すると使用できないなどの制限があると説明がある。今後、さらに完成度の上がった復号ソフトウェアが公開されるのではないかと見られる。

この方法は、今のところWindows XPでのみ動作するとされている。Windows XPに存在する制限のおかげでメモリ上に暗号化に利用されたデータの一部が残っていることがあり、このデータを探すことができれば暗号化されたデータの復号化を行うことができるとしている。このため、PCを再起動するなどしてメモリの内容がクリアされてしまうと利用することができなくなる。

WannaCryに感染したWindows XPの復号に成功したことを伝えるdrien Guinet氏のツイート

Windows XPでWannaCryに感染してしまった場合、今回の発見は希望につながるものと言えるが、すでにWindows XPはサポートが終了していることに留意する必要がある。現段階でWindows XPを使い続けることは推奨されておらず、セキュリティサポートが提供されているより新しいオペレーティングシステムへの移行が望まれる。

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