主婦の友社はこのほど、『肉・卵・チーズで人は生まれ変わる』(1,200円・税別)を発売した。

『肉・卵・チーズで人は生まれ変わる』(1,200円・税別)

同書では、肉(Meet)・卵(Eggs)・チーズ(Cheese)を食事の中心にして、ひと口30回よくかんで食べるという食事法「MEC食」について解説している。この食事法は、著者で医師の渡辺信幸氏が過酷な離島医療での体験から、病気を未然に防ぐためにはどうしたらいいかを試行錯誤した末に編み出したものだという。

一日に食べる目安は肉200g(薄切り肉約8枚相当)、卵3個、チーズ120g(6Pチーズ1パック相当)。この3つを食べるだけで厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」の必須栄養素の摂取目安量をほぼ満たすとしている。体に栄養が満たされれば、脳も体も満足して健康になり、過剰な食欲も自然とおさまっていくとのこと。

渡辺氏のもとには、大幅減量に成功したり、元気になったりしたという5,000人以上の診療記録があるという。中には、100kg以上あった体重が、無理せずマイナス45kgできた女性もいるとのこと。糖質依存症に近かった女性だが、実践1カ月でマイナス9キロを実現。「MEC食は夜中に食べてもOKなため、続けやすかった」と感想を語っている。

同書にはMEC食の考え方のほか、糖質制限食との違いやQ&Aなども掲載。これから始める人も、MEC食のすべてがわかる内容になっているとのこと。

『肉・卵・チーズで人は生まれ変わる』の内容(一部)