ネットギアジャパンは5月19日、ラックマウントNASの既存製品である10ギガLAN装備の「ReadyNAS 4312S」「ReadyNAS 4312X」と、1000BASE-Tを装備する「ReadyNAS 3312」「ReadyNAS 3138」の4機種のディスクレスタイプをオンラインショップ限定(Amazon、NTT-X)で発売を開始した。価格は、いずれも税別でReadyNAS 4312SとReadyNAS 4312Xが92万円、ReadyNAS 3312が76万円、ReadyNAS 3138が20万円。

「ReadyNAS 4312S」

「ReadyNAS 3138」

新製品は、従来のReadyNASシリーズと同様に、これまでは大企業向けの高価格帯製品でしか使用できなかったデータを保護するための機能を標準装備している。ハードウェアサポートオンリーモデルは、ユーザーが搭載HDDを選択することができ、必要とする構成で運用が可能。価格はシャーシ費用(HDDは別途)、障害発生時の対応シャーシ交換対応、最大保証可能期間は最大3年。

従来のディスク入りモデルと同様に、インテル製サーバ向け最新CPUと大容量メモリを搭載し、同時アクセス環境におけるファイル共有、バックアップ、仮想マシンのリモートドライブ、ディザスターリカバリーも利用を可能としている。

ReadyNAS 4312SとReadyNAS 4312X、ReadyNAS 3312は、サイズが2Uラックマウント型、最大容量が120TB、SATA HDDが12台、ネットワークは10G SFP+ ×2、1000BASE-T ×4(ReadyNAS 3312は1000BASE-T ×4のみ)、メモリは16GB DDR4 ECC(8GB ×2)、64GBまで拡張が可能、フラッシュは256MB、最大160人(ReadyNAS 3312は80人)まで同時アクセスが可能。

ReadyNAS 3138は、サイズが1Uラックマウント型、最大容量が40TB(10TBのHDDを4台搭載の場合)、SATAが4台、ネットワークは1000BASE-T×4、メモリは4GB ECC UDIMM、フラッシュは128MB、最大80人まで同時接続ができる。