Kotlin開発チームは5月17日(現地時間)、「Kotlin on Android. Now official|Kotlin Blog」において、プログラミング言語「Kotlin」がAndroidがサポートする言語になったと伝えた。AndroidチームはGoogle I/Oの基調講演で発表した内容を引用する形で紹介している。サポート対象となったことで、今後はJavaおよびC++に加えてKotlinを使ってAndroidアプリの開発が可能になる。

「Android Studio 3.0」には、Kotlinのサポートが機能がデフォルトで追加される見通し。Androidアプリの開発にKotlinが利用可能になることで、多くのユーザーがKotlinの利用にシフトするものと見られる。この動きはKotlinの開発そのものを加速させることにつながることが予測される。

KotlinはJetBrainsによって開発されたプログラミング言語で、静的型付けのオブジェクト指向プログラミング言語とされている。Java仮想マシンで動作し、Javaが動作する環境であれば利用可能。Javaよりもシンプルになるように構成されており、今後ユーザーが増加するものと見られる。