Googleは5月18日、AndroidやiOS向けGmailにおいて、ユーザーが受信したメールを機械学習で解析し、返信メールの文面を自動で作成してくれる「スマートリプライ」機能 を追加した。まずは英語での提供を開始し、今後数週間後にスペイン語でも利用できるようになるという。

「スマートリプライ」は、「Inbox by Gmail」やメッセージングアプリ「Google Allo」ですでに実装済みの機能。Googleのブログによると、「Inbox by Gmail」のモバイルアプリにおいて、約12%の返信メールで利用されているという。Gmail向けの「スマートリプライ」は、「Inbox by Gmail」をベースに改良を施した新バージョンで、より効率的に返信メールの文面を提案するとしている。

受け取ったメールを基にして、機械学習により返信メールの文面を提案する。ユーザーはその返信文をそのまま、あるいは編集して利用することが可能で、メールの返信に要する時間を短縮できる。ユーザーの好みを学習し、使ううちにより適した文面を提案できるとのこと。

まずは英語、さらに今後数週間以内にスペイン語での提供も予定。さらに多くの言語への対応を行うとしている。