京都丹後鉄道が「貨客混載事業」沿線の農作物を定期列車で運ぶ - 6/1開始へ

京都丹後鉄道(丹鉄)を運行するWILLER TRAINSと、西日本最大級の道の駅「丹後王国『食のみやこ』」(京都府丹後市)を運営する丹後王国はこのほど、京都丹後鉄道の定期列車で旅客と農作物を同時に輸送する「貨客混載事業」を6月1日から開始すると発表した。

京都丹後鉄道が6月から「貨客混載事業」を開始する

普通列車4本に限定し、久美浜駅から峰山駅まで農産物を輸送することが可能となる

この事業は「丹後王国『食のみやこ』」の登録農家が生産した農作物を久美浜駅から峰山駅まで定期列車で輸送するというもので、列車で輸送した農作物は「食のみやこ」の施設内で販売されるほか、地域内外の飲食店・スーパーなどにも卸し、販路拡大をめざす。

これまで、各農家は農作物を「食のみやこ」へ直接届けていたが、貨客混載事業の開始後は約10分圏内にある丹鉄沿線の最寄り駅まで運搬するだけで済むようになる。これにより、物流の効率化が図れるだけでなく、運搬にかけていた時間を農作物の生産にあてることで、生産性向上にもつながるという。混載を行う列車は、久美浜駅を10~14時台に発車する宮津・西舞鶴方面の普通列車4本に限定される。

貨客混載事業のフロー図

この事業は国土交通省と農林水産省から物流総合効率化法にもとづく総合効率化計画の認定を受けており、農業の振興と地域の活性化を目的とする貨客混載事業としては全国初の試みだという。事業開始日の6月1日には、久美浜駅で出発式を行う予定だ。

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