ZMPは、歩道を自動走行する宅配ロボット「CarriRo Delivery(キャリロデリバリー)」の実証実験パートナーの募集を開始した。

宅配ロボット「CarriRo Delivery」(出所:ZMPニュースリリース※PDF)

今回、実証実験を開始する「CarriRo Delivery」は、荷台部に宅配ボックスを搭載し、屋外を自動走行可能とした宅配ロボット。

周囲の環境を認識しながら歩道を走行し、荷物を目的地へ届けることを目指して、実証実験用ロボットによる機能検証などを実施している。

同ロボットの製品化・サービス開始に向けての実証実験を共に行うパートナーを募集している。スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、クリーニング、寿司・ハンバーガー・ピザなどのフードデリバリー、飲料メーカー、自動販売機メーカー、飲食店など、配達員の人手不足で課題を抱える事業者とともに実証実験を行い、サービス開始に向けた課題の抽出や有効性について検証するという。

利用イメージ(商品に入れる→店舗出発)(出所:ZMPニュースリリース※PDF)

利用イメージ(ルートを走行→配送状況確認→受取)(出所:ZMPニュースリリース※PDF)

なお、ロボットの台数の都合上、募集は一業種につき一社との実証実験を想定している。また、同ロボットの製品化に向けた開発エンジニア、プロジェクトマネージャー、事業推進者の採用も開始するということだ。