女優・遠野なぎこが(37)が番組企画でタレント・矢口真里(34)にドッキリを仕掛けるも、あまりの予想外の展開だったことから、ネット上で大きな反響を呼んでいる。

矢口真里(左)と遠野なぎこ

これは、17日に放送されたTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(毎週水曜21:57~22:54)での「矢口真里、説教食らった後にカラオケで『恋のダンスサイト』歌われても、さすがに『セクシービーム』入れづらい説」。矢口と親交の深い遠野が、カラオケ途中で矢口に説教。その後、遠野が入れた『恋のダンスサイト』で、矢口はセクシービームを披露するのかを検証した。

2人と仲の良いタレント・ゆしんも仕掛け人に加わり、検証スタート。カラオケを楽しむ和やかムードの中、開始から1時間後に遠野が「時事ネタとかがちょっと言えないと」「ちょっとお勉強不足な部分を自覚した方がいいと思う」と矢口の仕事ぶりにダメ出し。矢口は閉口すると思いきや、「それって遠野さんが私に言うことじゃなくないですか? 何でそんなこと言われないといけないんですか? えっ? 何か迷惑かけました?」と徹底抗戦の構えを見せた。

そこから激しい口論に発展。遠野の「それはスタッフさんの意見だから」に、矢口は「ていうか、それを今言ったところで、この後の仕事どうするんですか? じゃあ、私断わりますよ、今回の仕事」。ここからナレーションベースの編集で、「その後もあまりテレビではお見せできないマジな口喧嘩に」と大幅にカットされ、ついに矢口は「私だってやりたくてやってるわけじゃないですよ!」と悔し涙を流してしまう。

このタイミングで、遠野はおもむろに「恋のダンスサイト」をセット。当然、矢口はセクシービームを披露することなく、遠野の歌唱中も涙を流し続けていた。ここでようやくネタバラシされ、矢口は声を上げての大号泣。遠野も「もうイヤだ!」と悲鳴交じりの涙を流しながら「本当にごめんなさい……」「全くそんなこと思ってないからね」と謝罪し、最後は抱き合って互いを慰め合った。

続いて、お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんのドッキリ企画が流れたが、VTR明けのスタジオでは出演者が「衝撃的ですよ……」「未だに引きずってますよ」と放心状態。ダウンタウン・松本人志も「クロちゃんに入っていけない」と、その衝撃度を表現した。ちなみに、遠野が「恋のダンスサイト」を入れた時、矢口は「こいつ気が狂ったのか」と思ってしまったという。

放送後、結果的に見届け人のような立場になったゆしんは自身のツイッターで「まさかの展開のドッキリだったけど今も変わらず仲良しだよ」「泣いてる姿を横目に私はこの人達ってほんとに心が綺麗だなぁいいお友達だなぁとお飾りながら思ってました」とフォロー。ネット上では「もらい泣き」「つられて号泣」「かわいそう」「ちょっと気の毒」「笑いすぎて涙出た」「爆笑」「最高」とさまざまな感想が書き込まれ、ノーカット版の公開を望む声も上がっている。