東京女子大学は、研究成果の一環として、Webサービス「出身地鑑定!! 方言チャート」をアップデートした「方言チャート100PLUSⅡ」をリリースした。

同Webサービスは、2択の質問に答えていくだけで、回答者の出身地を当てることができるもの。東京女子大学現代教養学部の篠崎晃一教授と篠崎ゼミの研究に基づくもので、今回のアップデートでは、利用者のフィードバックを分析し、「方言チャート100PLUS」の内容を修正。計292の質問を用意し、西日本を中心に精度が向上したアップデート版「方言チャート100PLUSⅡ」がリリースされた。

アップデートの内容としては以下の通り。
・東北地方へ誘導するルートを改善
・東北エリア内の振り分けを補強するためにルートを改善
・山形、新潟の振り分けを補強するためにルートを増強
・長野への誘導を補強するために質問のバリエーションを追加
・和歌山への誘導を補強するために質問を差し替え
・兵庫への誘導を補強するためにルートを変更
・島根、鳥取の振り分けを補強するために質問を差し替え
・広島、山口の振り分けを補強するためにルートを変更
・香川、愛媛の振り分けを補強するためにの質問を追加
・大分、熊本、鹿児島への振り分けを補強するためにの質問を追加
・福岡県内のエリア分割を県民の感覚に沿う形に修正