門司港レトロ地区を代表する大正モダン建築

旧門司三井倶楽部

旧門司三井倶楽部は、旧三井物産門司支店の社交クラブ(接客・宿泊施設)として建てられた洋館。かつてはアインシュタイン博士が宿泊した歴史もあり、現在は国指定重要文化財に指定されています。夜間、ライトアップ時の姿も風情があって見事。1階には、門司港を代表するふぐ料理店が経営するレストラン「三井倶楽部」があります。

5つの切妻屋根を持つ外観とレトロな内装。当時の門司港の繁栄を偲ばせる

建築されたのは大正10年(1921)。ハーフティンバー様式(木骨様式)と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築法でつくられたもので、木造の骨組みの間を漆喰やレンガ、石などで埋めながら壁をつくるため、木造の骨組みがそのまま外観デザインのアクセントになっています。 建築翌年には、アインシュタイン博士が来日した際に宿泊。博士が宿泊した部屋を再現したメモリアルルームのほか、門司出身の女流作家・林芙美子の足跡を辿ることのできる資料室もあります。 1階の玄関ホールや、帆船が描かれたステンドグラスは、建造当時のもの。蛇腹の天井や大階段の親柱、ドア・窓の枠、暖炉など、至るところに施されたアールデコ調のデザインが見事です。 1階の「和洋レストラン三井倶楽部」はカフェとしても利用可能。門司港名物の焼きカレーはもちろん、下関名物のふぐ料理、和洋折衷の会席料理などが味わえます。かつての社交場としての面影を残す店内で、優美な大正モダンに浸りましょう。


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