小諸に来て、蕎麦を食べるなら断然ここ!

丁子庵

 蕎麦が私たちが食べている今の細長い形状(そば切り)になったのは、信州がその始まりと言われています。蕎麦の栽培に適した気候の信州地方には、いくつもの蕎麦の名産地がありますが、小諸もそのひとつ。関東生まれ、関東育ちの私は蕎麦に目がないのですが、中でも小諸の「丁子庵」は味よし、雰囲気よし、人よしの三拍子そろったお店。行く価値ありというか、行かなきゃ損の名店です。

200年以上の歴史が培った、本物の蕎麦の味を堪能!

 小諸に来たら、誰が何と言おうと信州蕎麦なのですが、中でもわざわざ蕎麦を食べるためだけに訪れてもいいと思えるのが、この丁子庵です。創業は1808年(文化5年)、なんと200年以上前というから驚きです。店舗となっている総欅造りの黒い漆喰で仕上げられた土蔵も、1885年(明治180年)に建てられたもので、これだけでも一見の価値があります。  そして肝心の蕎麦ですが、高峰高原で自家栽培した霧下そば粉を使用した手打ち蕎麦。細目でこしのある蕎麦はつるつると喉越しもよく、鼻に抜ける蕎麦の香りがなんともいえない味わい。わざわざ来た甲斐があったと思える瞬間です。  私がお邪魔したのはちょうど山菜の時期で、山菜の天ぷらとあわせて頂くと「もう、なにも言えない」と思わず、どこかで聞いたような言葉が零れてしまいます。  この他、冬限定の自家製野沢菜、天然のきのこおろし、信州味噌と蕎麦の実を練り上げた蕎麦味噌、岩魚の塩焼きなど、信州ならではの酒の肴も充実しています。  長い歴史の中、変わることなく受け継がれた蕎麦の味は、何度でも訪れたい店リストにメモしておきたい1軒です。


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