働き盛りの男女は、カクテルについてどんなイメージを抱いているのだろうか。MHD モエ ヘネシー ディアジオは、カクテルの飲酒頻度が「週に1回以上」の20代~40代のビジネスパーソン(男女600名)を対象に「カクテル最旬リサーチ」を実施した。その結果、カクテルに通じているビジネスパーソンは「カッコイイ」と思う人の割合が高いことが分かった。

人気カクテルTOP3は?

アンケートでは、はじめに好きなカクテルについて聞いた。その結果、1位は「カシスオレンジ」(54.8%)、2位は「ハイボール」(54.3%)、3位は「スクリュードライバー」(42.8%)となった。

あなたの好きなカクテルは何ですか? 1位は「カシスオレンジ」(54.8%)、2位は「ハイボール」(54.3%)、3位は「スクリュードライバー」(42.8%)となった

ハイボールってカクテル?

「ハイボールが、カクテルの一種であることを知っていましたか」という質問では、半数以上にあたる53.8%が「知らなかった」と回答。カクテルに馴染みのある人でも、2人に1人が誤認していることが明らかになった。ハイボールはカクテルの一種であるが、「カクテルとハイボールは異なるジャンル」という誤認識が広がっていることがうかがえる。

ハイボールが、カクテルの一種であることを知っていましたか? 半数以上にあたる53.8%が「知らなかった」と回答している

カクテル通は、カッコイイと思う?

続いて「カクテルをよく知っている・詳しい人は、カッコイイと思いますか?」と聞いたところ、「かなりそう思う」が39.2%、「まあまあそう思う」が43.5%となり、計82.7%の人が「カッコイイ」と回答した。カクテルは「種類」や「組み合わせ」が豊富。専門性の高い領域であるため、詳しい人物を「カッコイイ」と感じる側面があると思われる。

ビジネスパーソンの場合、上司や同僚との付き合いでアルコール類を飲む機会が増える。そうした場所で、思いがけず知らないカクテルに出会うこともあるのではないだろうか。そこで、「これまで見聞きしたことのない商品と出会ったことがありますか」と尋ねると、全体の80.3%がそうした経験があると回答した。

カクテルをよく知っている・詳しい人は、カッコイイと思いますか? という質問には、82.7%の人が「カッコイイ」と回答している

ちなみに自由回答形式で、カクテルについて詳しい人を「カッコイイ」と思った瞬間・エピソードについて聞いたところ、以下のような回答が得られている。

  • 自宅で簡単なカクテルを作ってご馳走してくれた時(29歳・女性)

  • ベースのお酒に詳しく、こんなカクテルが飲みたい、というといくつか提案してくれるとき(30歳・男性)

  • 飲みたいもののイメージを漠然と伝えただけで、んじゃ、あなたに合うのはこれだよ、と言われたときはドキッとした(34歳・女性)

  • シャカシャカとシェイクしているとき(35歳・女性)/シェイクして差し出されたとき(46歳・男性)

  • カクテルを作って提供してくれる際にカクテルの名前と何の種類のお酒をベースにしたとかカクテルの由来をフランクな感じで説明してくれた時(45歳・女性)

  • 黙って黙々と仕事をしているところ(42歳・男性)

  • さりげなく私好みのカクテルを注文してくれたとき(37歳・女性)

カクテルの魅力って何?

カクテルの魅力に関する質問では、「種類が豊富」(62.0%)、「いろんな楽しみ方がある」(54.3%)、「美味しそう」(42.8%)がトップ3だった。

カクテルの魅力は、どんな所ですか? 「種類が豊富」(62.0%)、「いろんな楽しみ方がある」(54.3%)、「美味しそう」(42.8%)がトップ3だった

カクテルづくりへの意向について聞いた質問では、4人中3人にあたる75.4%が「自分で作ってみたい」と答えた。作る人の技量が問われるマティーニのようなカクテルは、実際に作るとなるとハードルが高いが、ウイスキーを炭酸で割るだけのハイボールのようなカクテルなら、バーベキューやホームパーティなど様々なシーンで飲まれている。新しい飲み方を取り入れるなら、手に届く範囲で苦労せずに心地よく味わいたい。そんな風に考えているビジネスパーソンが多いのかも知れない。

自分でカクテル、作ってみたいですか? 4人中3人にあたる75.4%が「自分で作ってみたい」と回答した