俳優のユースケ・サンタマリアが、長谷川博己が主演を務めるTBS系日曜劇場『小さな巨人』(毎週日曜21:00~)に、失踪した男の同僚で事件の鍵を握る"謎の男"役として出演することがこのほど、明らかになった。2011年1月期に放送された『LADY~最後の犯罪プロファイル~』以来、6年ぶりのTBSドラマ出演となる。

『小さな巨人』に出演が決定したユースケ・サンタマリア

ユースケが演じるのは、新たな舞台となる学校法人早明学園事務局の経理課で働く謎を秘めた男・矢部貴志で、第6話(5月21日放送)から登場。早明学園の事務局で経理課長を務め、失踪事件を起こす裕一役には井上芳雄、その妻・亜美役には中村アン、また、新たに香坂(長谷川)や山田(岡田将生)の上司となる刑事課長・須藤文香役に神野三鈴、2人の同僚となる刑事・関口一也役に石黒英雄が決定した。

香坂は「早明学園の事務局で経理課長を務めている夫の裕一が失踪したから探してほしい」と横沢亜美に相談される。そして、捜査のため山田らと早明学園に出向き、新人警察官時代に世話になった富永(梅沢富美男)と久々の再会を果たすと、そこで理事長の金崎玲子(和田アキ子)を紹介される。金崎と富永から失踪事件の聴取をすると「横沢は横領していたが、長年学園の成長を支えてくれた。学園の一大プロジェクトが始まった大事な時期に公にしたくないから示談にする」と言われるのだが、この横沢の失踪騒ぎはのちに、日本警察を大きく揺るがす大事件へと発展する。

ユースケは「ストイックな主人公たちの中で、突然出てくる矢部に視聴者の方も驚くと思います。そして、どんな結末になるのか、僕もワクワクしながら台本を待っています。皆さんにもワクワクしていただきたいです」とコメント。「今回の事件は、今の社会で起きている問題を反映させています。オリジナル脚本だからこそできる攻めた姿勢が、この作品の魅力です」と伝え、「なんといっても、キャスティングが凄すぎる! 皆さんもビックリしていると思いますが、そんな作品に出演することができてとても光栄です」と話している。

(C)TBS