公開初日を迎えた映画『破裏拳ポリマー』の舞台あいさつが13日、東京・新宿バルト9で行われ、溝端淳平、山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜、神保悟志、長谷川初範、坂本浩一監督が出席した。

左から神保悟志、柳ゆり菜、山田裕貴、溝端淳平、原幹恵、長谷川初範、坂本浩一監督

主人公の鎧武士を熱演した溝端は「一昨年の夏に坂本監督のご指導のもと、汗だくになりながらアクションを教えてもらいました。昨年の2月には本当に寒い中での撮影だったので、無事初日を迎えて嬉しいです」と感慨深げ。稗田玲役の原幹恵は「こういったイベントや取材で喋っちゃいけないことが多くて緊張するんですが、今日は何を喋ってもいいのかと思うと肩の荷が降りた感じです」と胸をなでおろして「あいにくの雨ですが、初日を迎えて感謝しています。一度ならず、二度三度見ていただけたらうれしいです」とアピールした。

舞台あいさつ中には、劇中で主人公がポリマーに変身する際の"転身"というキーワードにちなんだQ&Aコーナーも実施。「男性に転身! まず最初に何がしたい?」という質問に原が「女の子をナンパしたい! ちょっとしてみたいんですよ~」と回答し、ターゲットの女性を山田に演じてもらって実際に原がナンパにチャレンジ。そんな2人のやり取りを間近で観ていた溝端は「原さんは、声をかけられたい願望があるということでよろしいですか?」と横やりを入れると、原は「その解釈は違いますから!」と慌てる場面も。一方の柳は「臭いを嗅ぎたい! 一番は鎖骨と谷間の三角形。私的にはフェロモンが出ている場所だと思うので、そこを自分で嗅いでイイ男なのか確かめたいですね」と珍回答して会場の笑いを誘っていた。

タツノコプロ55周年を記念して製作された本作は、タツノコプロが生み出したキャラクターの中でもカンフーなど格闘技の要素を大胆に取り入れた肉弾アクションと異端のヒーローとして人気を博した同名アニメを実写化。主人公の鎧武士には溝端淳平が扮し、初アクションに挑みながらも本格的なアクションに仕上がっている。