チェジュ航空のボーイングB737-800

LCCのチェジュ航空(本拠地: 韓国)はこのほど、29機目の航空機となるボーイングB737-800(189席規模)を受領したことを発表。同機は4月末にソウル・金浦国際空港に到着し、サービス投入に必要な検査を終え、5月中に日本と東南アジアなどへの増便路線に投入を予定している。

チェジュ航空は2017年末までに合計32機体制を計画しており、年内には6機の航空機導入を計画。現在、3機の導入を完了している。同社の航空機の保有数は、2013年13機から2016年26機まで、3年ぶりに2倍に増加。今後、年内に32機まで運用することで、韓国LCCの中で最初に年間旅客1,000万人の達成を目指している。

チェジュ航空は、ソウル(仁川・金浦)と釜山などを基点に、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・沖縄まで日本の6都市・11路線を運航。グロバール航空情報提供業界であるOAG(Official Airline Guide)によると、日本のLCCと日本に就航するアジア太平洋地域の24社のLCCの中で、チェジュ航空はPeach Aviationに続き、2番目で多い196万席を供給したという。