サイバーエージェントは、ニュース解説メディア「新R25」を6月中旬に創刊すると発表した。リクルートグループが運営していた「R25」を受け継いだもの。同社はこのメディアで、若手ビジネスパーソンを対象に、"世の中のいま"をわかりやすく届けることを目指す。

「新R25」

前身となる「R25」は2004年にフリーマガジンとして創刊。フリーマガジンブームのさきがけとして、コンビニエンスストア、書店、飲食店などで大きく配布展開されていたのも記憶に新しい。若手ビジネスマンらを中心に広く受け入れられていたが、スマートフォンの普及など、読者のライフスタイルが急速に変化する中で、フリーマガジンの休刊、Web版への移行などを経て、そのWeb版も2017年4月にサービスを終了していた。

サイバーエージェントは、リクルートと電通の合弁会社で、「R25」「web R25」を運営してきたMedia Shakersの全株式を2017年5月1日に取得。同日付で、同社の100%出資による資本金4,000万円でメディア事業子会社「R25」を設立した。6月の創刊とともに、現在同社が運営している「Spotligft」は、「新R25」にブランド統合するという。