Microsoft Windows 10

fossBytesに5月10日(米国時間)に掲載された記事「Windows 10 Reaches 500 Million Active Users, Satya Nadella Announces」が、Windows 10の月間アクティブユーザ数が5億に到達したと伝えた。これは、MicrosoftのCEO であるSatya Nadella氏が同社の開発者向けカンファレンス「Build 2017」の基調講演で公表したもの。うち1億アクセスはMicrosoft Office 365のユーザ、1億4,000万はCortanaデジタルアシスタントのユーザによるものだとされている。

Microsoftは2016年9月の時点でWindows 10の月間アクティブユーザー数が4億と発表している。それから7カ月の期間を経て、1億ユーザー増加し5億に達したことになる。MicrosoftはWindows 10をローリングリリースの対象としており、オペレーティングシステムそのものはずっとアップデートを続けるものとして提供を行っていく計画にしている。同社はこうした戦略を進めるとともに、サービスの中心をクラウドへ移行させたいと見られる。

Net Applicationsの報告によると、2017年4月におけるWindows 10のシェアは26.28%で2位。1位は48.5%のWindows 7が占めている。MicrosoftはWindows 10への移行を推奨しているが、Windows 7の人気が強く、依然としてWindows 7の方が高いシェアを誇っている。