NTTドコモ・ベンチャーズは、同社の運用するファンドを通じ、UBiqube plcに対して出資を実行した。UBiqube plcは、クラウドを構成するデバイスの設定や制御を自動化するソフトウェアフレームワークの開発・販売を行うアイルランドのスタートアップ企業。

UBiqube plcに出資

UBiqubeは、通信デバイス・セキュリティデバイス・IPデバイスといった複数ベンダのデバイスを運営するクラウド環境下において、デバイス毎に異なる設定・管理フローやインターフェースを、統一的なユーザーインターフェースで同時に設定・管理するソフトウェアを開発・販売している。仮想化セキュリティ、SDx、ホワイトボックススイッチ、vCPE、vEPC、M2M/IoT等に対するマネージドサービスを実現するための製品として導入が期待でき、現在、先駆的な通信事業者等への導入が進んでいる。

既存顧客から高い評価を受ける同社の実績ある製品は、今後の適用市場の成長と販売パートナーとの連携に伴う事業拡大により、より一層の成長が期待できる。さらに、同社製品はNTTグループのクラウドビジネスやセキュリティビジネスに関する取り組みとの親和性が高く、これらの分野に対し価値創造に貢献すると期待し、今回の出資に至ったという。