パナソニックは5月10日、「VIERA」の4K HDR対応液晶テレビとして、65V型の「TH-65EX780」を発表した。発売は6月16日。価格はオープンで、推定市場価格は370,000円前後。

実際の「TH-65EX780」

EX780は、スタンドに上質なメタリック素材を使用した液晶テレビ。スイーベル (首振り)機構を採り入れており、左右各15度の範囲で見やすい角度に調整できる。

パナソニック独自の映像技術「ヘキサクロマドライブ」の進化により、色の表現力がブラッシュアップされており、従来の「DX750」から色域上の補正ポイントが約7倍に増加。また、色再現性が約3倍に向上し、2016年の最上位モデル「DX950」と同等になっている。

従来は階調表現を損なわないよう発色の補正を抑制していたが、EX780ではシーンごとに適切な補正をかけられるように変更。これにより、階調を損なうことなく発色を上げている。さらに、エンジンによるコントラスト補正の精度を高めることで、よりきめ細やかな補正がかけられるようになり、暗いシーンでの黒つぶれを改善している。

TH-65EX780

背面 (端子はカバーで隠せる)

新たなスマート視聴機能「アレコレチャンネル」を採用。放送中のテレビ番組、録画番組、有料動画、無料動画、キーワード検索などをひとつの画面で一覧表示し、各コンテンツをワンクリックで呼び出せる。全自動DIGAとの親和性も上がっており、放送済みの番組も表示する「過去未来番組表」も利用可能だ。

地上/BS/110度CSチューナーを3基搭載。放送番組を視聴しながら、2つの裏番組を接続したUSB HDDに録画できる。インターネット動画は、Netflix、DAZN、Amazonビデオ、dTV、ビデオパス、YouTube、アクトビラ、ひかりTVなどに対応。端子は、HDMI×4、コンポーネント入力×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン/イヤホン×1、有線LAN×1、USB×3を装備している。