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Parallels IP Holdingsは5月3日(米国時間)、「How to Run Windows XP Safely - Parallels Blog」において、サポートが終了したWindows XPを利用する方法として、仮想環境の利用が費用対効果の高い方法と説明した。記事では、同社のプロダクトであるParallelsを使ってWindows XPを利用する方法を紹介している。

Windows XPはMicrosoftのWindowsシリーズの中で特に人気の高かったプロダクト。すでにサポートが終了しているにもかかわらず、現在でも高いシェアを確保している。Net Applicationsの調査によれば、2017年4月の段階ですら、Windows XPはWindows 7およびWindows 10に次いで第3のシェアを確保している。

記事では仮想環境にWindows XP環境を構築する方法としてインストールCDを使う方法と、既存のPCから移行させる方法を紹介している。インストールCDからインストールする場合はマルウェアに感染する可能性があることから、仮想環境のネットワークを無効にしておくことなども説明している。

仮想環境で動作させるとしても、すでにサポートが終了したWindows XPをネットワークが利用できる状態で使用することにはリスクがある。業務の都合上やむをえずWindows XPを使う必要がある場合などは、仮想環境といった閉じた環境を構築してWindows XPを使う方法が考えられる。