オヤイデ電気(小柳出電気商会)は5月12日に、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「FiiO X5」の第3世代モデル「FiiO X5 3rd generation」を発売する。ブラック、チタニウム、レッドの3色を用意。価格はオープンで、推定市場価格は46,000円前後(税別)。

ブラック

チタニウム

ポータブルプレーヤー「FiiO X」シリーズのミドルクラス、「FiiO X5」の第3世代モデル。フラッグシップモデル「X7」で採用されたAndroidベースのユーザーインタフェースと、3.97型タッチパネル液晶を搭載する。

最大出力は480mWで、DAコンバーターICとしてステレオの各チャンネルに1基ずつ、旭化成エレクトロニクス製「AKMAK4490EN」を搭載。最大384KHzまでのハイレゾ音源と、最大5.6MまでのDSD音源をサポートする。ローパスフィルター段には2基のデュアルch「OPA1642」を配置。アンプICにはオーディオグレードとしてカスタムされた「OPA426」を採用している。

レッド

独立した2つのクリスタル・オシレーターを搭載しており、ひとつは DSDと44.1 / 88.2 / 176.4 / 352.8KHzのサンプリングレート専用、もうひとつは48 / 96 / 192 / 384KHz専用。このデュアルオシレーター方式の採用により、ジッターを大幅に減少してクロック性能を向上させ、原音に忠実な再生を可能にするとしている。

OSにはAndroid 5.1を搭載し、オーディオ再生用専用アプリ「FiiO Music」を開発。新たにViPER Effectが利用できるようになった。また、ほかのアプリを起動しないようにして音質を高める「Pure Music モード」も選択できる。

内蔵バッテリ容量は3,400mAhで、約10時間の連続再生が可能。Quick Charge 3.0による急速充電にも対応する。無線機能はIEEE802.11b/g/n無線LANとBluetooth 4.0。コーデックはapt-Xをサポートする。

内蔵メモリ容量は32GBで、デュアルmicroSDメモリーカードスロットの搭載で容量の増設が可能。最大容量は544GBまで。音声出力インタフェースは、3.5mmステレオヘッドホン×1基と2.5mmバランスヘッドホン×1基。本体サイズはW66.2×D14.8×H114.2mm、重量は186g。専用ケースが付属する。