Opensource.comは4月27日(米国時間)、「Haters gonna hate: 7 ways to deal with criticism|Opensource.com」において、批判とうまく付き合っていくための7つの方法を紹介した。インターネットにおけるテキストベースのコミュニケーションは意思疎通の誤解を生みやすいところがあり、そうした場合にどのように対処できるかが紹介されている。

取り上げられている方法は次のとおり。

  1. 一呼吸入れ、少し歩き、状況を客観的に判断できるように十分な距離を取るようにする。1時間は返事をするのを待つ。
  2. 特に相手が自分と異なる言語を母国語としている場合、書いてある内容が本来意図していることと違っている可能性がある。書いてあることを好意的に解釈するとともに、内容を確認するために相手に返事を出す。
  3. 読んでくれてありがとう、見てくれてありがとう、ダウンロードしてくれてありがとう、といった言葉を返す。こうした好意的な返事を返したあとにはしばしば生産的なコメントが得られる。
  4. テキストだけのコミュニケーションには顔をつき合わせたコミュニケーションよりも得られる情報が少なく(表情、声のニュアンスや体の動きなど)、意思の疎通を図ることが難しいが、そうした状況の向こうにある内容を理解するように努める。
  5. あなたの仕事や成果物はあなた自身ではないということを認識しておく。
  6. 建設的な議論ができない相手だと判断した場合は、静かにスルーしたりブロックしたりすることも1つの手であることを知るとともに、暴力などの実害に発展した場合は当局に通報することを考える。
  7. 情報を共有するのに適したコミュニティを探し続けていく。また、情報の共有対象に関しては自分が状況に応じて選択できるということを把握しておく。

インターネットを通じたコミュニケーションは人類の歴史から見てもまだ日が浅い。こうしたメディアとうまく付き合っていくための方法は、教育なども含めて対応していくことが必要になるものとみられる。