JR東日本仙台支社とびゅうトラベルサービスは東北新幹線開業35周年・山形新幹線開業25周年を記念し、6・7月に東北新幹線と山形新幹線でそれぞれ記念の団体専用列車を運転すると発表した。

上越新幹線への新車投入にともなう置換えが決まったE4系「Max」。6月24日に団体専用列車として東北新幹線を走行する

東北新幹線では6月24日、仙台発上野行「東北新幹線開業35周年記念号」を運行。2階建て新幹線のE4系「Max」を使用し、9時34分に仙台駅を発車、11時46分に上野駅に到着する予定となっている。山形新幹線では7月1日、新庄発東京行「山形新幹線開業25周年記念号」を運行。リゾート新幹線「とれいゆ つばさ」を使用し、6時45分に新庄駅を発車、11時36分の東京駅到着を予定している。いずれも記念の「ヒストリーブック」や記念乗車証明書が乗客にプレゼントされる。

どちらも座席の一般販売は行わず、旅行商品のみの発売。びゅうトラベルサービスでは、団体専用新幹線の乗車と首都圏の観光などを組み合わせた「東京日帰りの旅」として発売される。「東北新幹線開業35周年記念号」では「鉄道博物館日帰りツアーコース」など7コース、「山形新幹線開業25周年記念号」では「東京日帰り はとバスツアー」など4コースを設定した。仙台支社ウェブサイト、びゅう予約センター、宮城県・福島県・山形県のおもな駅にあるびゅうプラザで申込みを受け付ける。