秩父鉄道は5月20日、広瀬川原車両基地(埼玉県熊谷市)を開放するイベント「わくわく鉄道フェスタ 2017」を開催する。当日は会場への臨時直通列車を運行するほか、運行30周年を記念したSL特別装飾、2年連続となる東武鉄道8000系車両展示など、さまざまな催しが実施される。

SL運転台見学イメージ

臨時直通列車の到着イメージ

イベント当日の臨時直通列車は計6本運転。行きは熊谷発広瀬川原行2本、御花畑発広瀬川原行を1本設定。帰り便は広瀬川原発羽生行2本、広瀬川原発影森行を1本設定する。「秩父三社トレイン」(7505号)と「秩父ジオパークトレイン」(7502号)、5000系が運用される予定で、会場到着後、そのまま場内に展示される。「幸せの黄色い機関車」502号や、運行30周年記念特別装飾を施した「SLパレオエクスプレス」、東武鉄道8000系なども展示される。「SLパレオエクスプレス」は運転台見学もできる。

小学生限定の運転台操作模擬体験やディーゼル機関車運転席乗車体験、6000系台車ブレーキ操作体験、トラバーサー乗車体験など体験イベントも多数。普段入ることができない検修庫内でのジャズ演奏や、コスプレイヤーの受け入れといった新企画も用意した。コスプレ撮影希望者は当日受付で申し出ることとなっている。

物販コーナーでは、東武鉄道8000系車両の入線を記念した乗車券・グッズや、秩父鉄道の鉄道むすめ「桜沢みなの」グッズなどを販売予定。「桜沢みなの」コスプレイヤーによる販売も行う。掲出済みのヘッドマーク、12系客車用案内板、使用済みスタンプなども出品される。イベントは10時から15時まで。先着3,000名に来場記念品としてトートバッグ、小学生以下の来場者先着300名にはSLで使用する石炭をそれぞれプレゼントする。