アストンマーティンは25日、東京でフラッグシップモデルの新型「ヴァンキッシュ S」を発表した。社長兼最高経営責任者(CEO)であるアンディ・パーマー氏が来日して同車の発表を行い、2017年第4四半期に新しいディーラー / ブランド・センターを開設することも明らかにした。

アストンマーティン「ヴァンキッシュ S」

「ヴァンキッシュ S」は588PSを発揮する6.0リットルV12エンジンを搭載し、8速AT、4本出しエキゾーストパイプ、改良型インテークマニホールドなどを採用する。0-100km/h加速は3.5秒、最高速度は323km/hという高性能を誇る。

エクステリアはカーボン製の新しい空力パッケージが採用され、フロント・スプリッターとリア・ディフェーザーによって高速安定性が改善されている。インテリアはバング&オルフセン・オーディオ・システムや新しいサテライト・ナビゲーション付きAMi IIIインフォテインメント・システムといった豪華な装備が採用された。

来日したパーマー氏は「私たちの新しいスーパーGT『ヴァンキッシュ S』を日本のお客様にお披露目することができて、大変うれしく思います。新しい青山のショールームとブランド・センターの開設に立ち会うため、今年の後半に日本に戻ってくることを今から楽しみにしています」とコメントしている。「バンキッシュ S」のベース価格は3,457万9,982円で、納車は5月から開始を予定している。