体によさそうでも、実は"不健康"な飲食物を栄養士が紹介

お寿司も、種類によっては塩分や脂肪分の摂りすぎが懸念される

スーパーマーケットやコンビニエンスストアに買い物に行った際、「低脂肪」「オーガニック」といった文言を標榜する製品を目にする機会が増えてきたのではないだろうか。こういった製品は、一見すると体によさそうではあるが、意外とカロリーや砂糖、脂肪分を多く含んでおり、実は健康的ではないケースがあることをご存じだろうか。

海外のさまざまなニュースを伝える「MailOnline」にこのほど、「健康そうに見えても避けるべき飲食物」に関するコラムが掲載されたので、その内容を紹介しよう。

米国を代表する新聞紙・ニューヨーク・タイムズが栄養に関する調査を行ったところ、科学と米国民の世論との間には大きな乖離があることが明らかになっている。例えば、米国民の71%は「グラノーラが健康的」と考えているが、栄養士はわずか28%しかそのように考えていないといった具合だ。

では、実際に何が「隠れ危険飲食物」なのだろうか。栄養士タミー・ラカトス・シェイムズ氏は、以下の飲食物には注意が必要だと指摘している。

シリアル

多くの人は「シリアルはバランスのとれた健康的な朝食」と考えているかもしれないが、シェイムズ氏は「全粒粉シリアルを選択しない限り、血糖が上昇してインスリンが放出される。この状況が毎日繰り返されることは、体にとってよくない」と話す。

フルーツジュース

フルーツジュースは意外とカロリーが高いため、実物の果物と野菜を食べる方がベター。果物と野菜の摂取量が少ないとき、それを補うためにフルーツジュースを飲む程度にとどめておくのがよい。

お寿司

脂肪分の少ないタンパク質や野菜のネタを使ったお寿司を選んで食べれば問題ない。しかし、中には脂肪や塩分といった身体に悪いものがふんだんに使われているお寿司もあるという。また、ビタミンやミネラルを寿司から摂取するのは難しいとシェイムズ氏は話す。

グラノーラ

食料品店で市販されているグラノーラには水素化油が多く、糖も加えられている。さらにグラノーラの1人分のサイズは実際には1/4カップだが、ほとんどの人はその量よりはるかに多く食べているなど、その摂取量も問題視されている。ボウルにグラノーラを入れて食べると、それだけで200kcal以上にもなってしまう。もしもグラノーラを選ぶのであれば、全粒粉でかつ糖の少ないものにすべきだとしている。

冷凍ヨーグルト

アイスクリームの代用になる健康食品だと考えられているが、冷凍ヨーグルトには多くの砂糖と脂肪が含まれている。シェイムズ氏は「ローファットかファットフリーのものを選べば、動脈硬化になる可能性は低くなります」とアドバイスを送る。

食事代用バー

食事代用バーの問題点はそのカロリーにある。カロリーが高い割に満腹感に乏しく、水素化油が多く含まれているためコレステロールが高くなる原因にもなるとしている。

スムージー

ギリシャヨーグルトと冷凍果物を使った自作スムージーなら健康によい。しかし、ジュースバーやレストランで提供されるものは、カロリーが高く砂糖も追加されているので健康に悪いものもみられるとのこと。

※写真と本文は関係ありません


記事監修: 杉田米行(すぎたよねゆき)

米国ウィスコンシン大学マディソン校大学院歴史学研究科修了(Ph.D.)。現在は大阪大学大学院言語文化研究科教授として教鞭を執る。専門分野は国際関係と日米医療保険制度。
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