女優の佐々木希が、26日深夜に放送された日本テレビ系音楽バラエティ番組『チカラウタ』の1時間スペシャル(23:59~24:54)に出演し、デビュー当時の葛藤を告白した。

佐々木希

2006年に『週刊ヤングジャンプ』の「ギャルコングランプリ」でグランプリを獲得したことがきっかけで芸能界入りした佐々木。地元・秋田でショップ店員として働いていた最中に同誌の人に声をかけられたそうで、「怖かったのでお断りしたんですけど、(同誌の人が)店長にお願いしに行って、店長が『どうぞ』と。店長がいなかったら(今芸能界に)いない」と話した。

芸能界にまったく興味がなかったが、母親が「そんなチャンスはないし、さみしいしつらいけど行きなさい」と背中を押してくれ、18歳で上京。デビュー当時はスケジュールは真っ白で、時間だけが過ぎていく日々に苛立っていたそうで、「同世代の子は仕事があるのに自分は何で真っ白なんだろうとか思ってたら、事務所が仕事を入れてくれないのかなとか変に疑ってしまっていた」と振り返った。

秋田に帰りたいと思ったことも「何度もあった」と打ち明け、「当時はきつかったですね」と回顧。そんなときに支えてくれた"チカラウタ"が絢香の「I believe」で、「つらいときに自分を強く持って頑張ろうと思えた曲。流されずに自分の意志を強く持っていないとダメだなと思った」と語った。