中小企業のビジネスをサポートする機能やMicrosoft To-DoなどOffice 365の4月更新内容を発表

Microsoftは25日(現地時間)、Office 365に関する2017年4月の更新内容を公式ブログで発表した。一部の情報は既に公表済みだが、「Outlook Customer Manager」の追加や「Microsoft To-Do」のプレビュー版公開、iPad版PowerPointに対するPowerPointデザイナー機能のサポートなどが加わっている。

Outlook Customer Managerは、Outlook上で顧客関係を追跡し、中小企業のビジネスチャンス拡大をサポートするサービス。Office 365 Business Premium契約者向けに、顧客からの問い合わせやBing経由による企業情報の提案、Microsoft Flowと連携した自動リマインダーによって、顧客や予定している取り引きを容易に管理できる。本サービスはWindowsデスクトップ版やiOS版やOutlook on the webなどで利用可能。

顧客管理などを行うOutlook Customer Manager(以下、公式ブログおよび公式動画より抜粋)

Microsoft To-Doは、日々の計画管理を容易にするタスク管理アプリケーション。Microsoftは2015年6月に「Wunderlist」を提供する独Wunderkinderを買収しているが、Microsoft To-DoはWunderlistを自社ブランド化したアプリケーションとなる。新たにOutlookのタスク機能と同期機能を備える。iOS版やAndroid版、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)版に加えて、Webブラウザー経由でも利用可能。

各プラットフォームで動作するMicrosoft To-Do

簡単なステップでスライドの品質を向上させるために加わったPowerPointデザイナーは、2015年11月にWindowsデスクトップ版で利用可能。これまでmacOS版やAndroid版、Web版でも利用できたが、新たにiPad版が加わった。基本的な機能に相違点はない。

iPad版でも利用可能になったPowerPointデザイナー

共同作業を支援する「Office 365グループ」の機能拡張も加わった。Word/Excel/PowerPointでは、アプリケーション上からグループ文書の編集や保存が行える。また、macOS/iOS/Android版Outlookでは、グループの一覧表示やグループの会話、グループイベントの予定管理機能が加わった。

Office 365グループの機能拡張として、アプリケーション上からグループ文章にコミットできる

macOS版などのOutlookでも、Office365グループに関する操作が可能になった

これまでプレビュー版だったWindows 10用のUWP版「Skype」もプレビューから一般提供版に移行している。通話相手の映像を小さいウィンドウで表示するミニビューや、Windows 10 Mobileと連携したSMSリレー、携帯電話/固定電話へ通話する際のSkype Translatorを用いた音声翻訳などが利用できる。この他にもOffice 365にもセキュリティ脅威を防止する「Office 365 ATP(Advanced Threat Protection)」がWord/Excel/PowerPointで利用可能になった。

Windows 10上で動作するUWP版SkypeもプレビューからGAへ昇格した

阿久津良和(Cactus)

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