マイナビは4月26日、 日本経済新聞社と共同で実施した「マイナビ・日経 2018年卒大学生就職企業人気ランキング」の結果を発表した。調査は2月1日~4月12日、2018卒の全国大学3年生・大学院1年生の4万2,702名を対象に、「マイナビ2018」上、就職情報誌、「マイナビ就職EXPO」等のイベント会場にて、アンケートを回収し、集計したもの。なお、回答者の内訳は、文系男子1万1,337名、文系女子1万7,763名、理系男子7,955名、理系女子5,647名となっている。

文系トップはANA、26年ぶり

「マイナビ・日経 2018年卒大学生就職企業人気ランキング」文系総合ランキング(1位~50位)(51位~100位)

文系総合ランキングは、1991年以来26年ぶりに「全日本空輸(ANA)」(1,331票)が首位に。次いで、2位は「JTBグループ」(1,294票)、3位は「日本航空(JAL)」(1,281票)、4位は「三菱東京UFJ銀行」(1,019票)、5位は「東京海上日動火災保険」(985票)となった。

以降、6位「三井住友銀行」(935票)、7位「エイチ・アイ・エス(H.I.S.)」(915票)、8位「みずほフィナンシャルグループ」(899票)、9位「損害保険ジャパン日本興亜」(802票)、10位「伊藤忠商事」(778票)と続く。

文系トップ100社をみると、金融機関の人気が根強く、航空関連企業及びエンターテインメント関連企業などが上昇した。

理系はソニーが8年ぶりの1位

「マイナビ・日経 2018年卒大学生就職企業人気ランキング」理系総合ランキング(1位~50位)(51位~100位)

理系総合ランキングでは、2009年以来8年ぶりに「ソニー」(473票)が1位となった。次いで2位は「味の素」(426票)、3位は「資生堂」(415票)、4位は「明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)」(400票)、5位は「サントリーグループ」(363票)。

以降、6位「トヨタ自動車」(346票)、7位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(333票)、8位「カゴメ」(318票)、9位「アサヒビール」(275票)、10位「東海旅客鉄道(JR東海)」(270票)と続いた。

理系トップ100社では、食品関連企業が多くを占め、製薬・日用品・ゲーム関連の企業などが上昇した。